メガネ屋さんのお話

目は、私たちが生きていく上で必要な情報収集の8割以上をこなす感覚器です。
その目を酷使している現代人には「ドライアイ」などの疲れ目の症状が出てきている方がとても多いようです。
ドライアイとは?  
涙の量が減るなどして目が乾燥し、角膜が傷つく病気です。主な原因は、ストレスやパソコン、細かい作業、睡眠不足など目に負担がかかる環境と考えられます。
目に潤いを与えている涙は、目の健康を守る強力なバリアです。涙の主な働きは、常に一定量の涙を分泌することによって目の表面の汚れを取り去って目を守ったり、角膜に酸素と栄養素を補給したりすることです。また、角膜は古い細胞を新しい細胞へ作り替えていますが、涙が少ないと古い細胞のかすを洗い流すことができず、このかすも刺激の原因になります。
もともと、コンタクトレンズを使用している人に多く見られる症状でしたが、最近では裸眼の人でも症状を訴えるケースが多くなっています。


セルフチェックをしてみましょう。
以下のチェック項目でYESの数を数えて下さい YES NO
① 目が疲れやすいと感じる。
② 目の乾きを感じる。
③ ゴロゴロするような違和感がある。
④ テレビやパソコンなどの画面を長く見ていると痛くなる。
⑤ 朝起きたとき、目があかない。
⑥ 目やにが多い。
⑦ 少しの光でもまぶしい。
⑧ 仕事中に目頭を押さえることが多い。
⑨ お風呂にはいると目が楽になる。
⑩ 目が痛いと感じることが多い。
⑪ 空調の効いた所で痛くなる。
⑫ 涙が良く出る。

半分当てはまるという人は要注意です。
仕事などでパソコンを利用する方は、日常的に目を酷使していることが多いので、ドライアイにもなりやすいと言えるでしょう。
コンタクトレンズを使っている人はさらにドライアイになりやすいというデータもありますので、十分に気をつけ、メガネを上手に使用しましょう。
ドライアイの予防法
ドライアイ(目の乾き)は、日常生活のちょっとした心がけで予防できます。
目のトラブルを予防する基本は、“目の休息”です。
目の使いすぎに注意して、定期的に目を休ませるようにしましょう。

○ 目の使いすぎに注意する
○ 目に負担を与えない環境を作る
○ 意識してまばたきをする
○ 目の乾燥に注意する
○ 積極的にビタミンAやミネラルを摂取する。
○ 適度な運動と充分な睡眠をとる
○ 普段から疲労やストレスをためない


目に良い食べもの、栄養素
アスタキサンチン 網膜の血流を増加させて、毛様体機能を調節し、眼精疲労を和らげる。活性酸素の発生を抑制する。 かに
えび
いくら
アントシアニン 網膜にあるロドプシンという色素の再合成を促す。不足すると目の疲れがさらにひどくなる。 ブルーベリー
ルテイン 網膜の黄斑部に存在し、活性酸素の発生を抑制する。

ほうれん草
ブロッコリー
キャベツ

ビタミンA 目の粘膜を保護する。角膜・網膜細胞を健康に保つ。

レバー
うなぎ
牛乳
緑黄色野菜

ビタミンB1 神経の伝達に関与。不足すると目が疲れたりイライラする。

玄米
うなぎ
豚肉

ビタミンB6 目の疲れをいやす。免疫機能を高める。 にんにく
鶏肉
ビタミンB12 粘膜を正常に保つ。視神経の伝達をよくする。 レバー
チーズ
ビタミンC 水晶体を健康に保つ。

キウイフルーツ
さつまいも
ブロッコリー

亜鉛 粘膜の健康維持を助ける。 牡蠣
うなぎ

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